ブラスト加工はスチールグリッドや珪砂等のブラスト材を金属表面に噴射して、表面膜を削りとる方法です。
その衝撃力で錆やスケールなどを除去・清浄し、適切な粗さの粗面を生み出します。
主に諸物質の付着をよくするために表面処理の前加工として行うものです。
ブラスト方法には遠心式と空気式があり、一般的には圧縮空気による加圧式のブラストが多く用いられています。
施工目的によって研削材の材質や粒度が重要な投割を果すため、施工物によって空気圧、噴射距離を調整することが重要となります。
主な研削材としてはグリッドブラストで使用するスチールグリッドとサンドプラストで使用する珪砂などがあります。
■ブラスト加工作業
■スチールグリット
■硅砂
■ブラスト加工前
■ブラスト加工後